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第二十五帖 蛍


光る源氏の太政大臣時代三十六歳の五月雨期の物語

この帖の主な登場人物
登場人物読み呼称備考
光る源氏 ひかるげんじ 大臣の君
大臣
殿
三十六歳
夕霧 ゆうぎり 中将
中将の君
光る源氏の長男
紫の上 むらさきのうえ 紫の上

女君
源氏の正妻
玉鬘 たまかづら 対の姫君
姫君
西の対
対の御方
撫子

内大臣の娘
内大臣 ないだいじん 内の大臣
蛍兵部卿宮 ほたるひょうぶきょうのみや 兵部卿宮

親王
柏木 かしわぎ 右中将
明石御方 あかしのおほんかた 明石御方
明石姫君 あかしのひめぎみ 姫君
鬚黒大将 ひげくろだいしょう 右大将
秋好中宮 あきこのむちゅうぐう 中宮
花散里 はなちるさと 夏の御方

第一章 玉鬘の物語 蛍の光によって姿を見られる

目次 和歌

第一段 玉鬘、養父の恋に悩む

第二段 兵部卿宮、六条院に来訪

第三段 玉鬘、夕闇時に母屋の端に出る

第四段 源氏、宮に蛍を放って玉鬘の姿を見せる

第五段 兵部卿宮、玉鬘にますます執心す
3行鳴く声も聞こえぬ虫の思ひだに
人の消つには消ゆるものかは
6行声はせで身をのみ焦がす蛍こそ
言ふよりまさる思ひなるらめ
0行

第六段 源氏、玉鬘への恋慕の情を自制す

第二章 光る源氏の物語 夏の町の物語

目次 和歌

第一段 五月五日端午の節句、源氏、玉鬘を訪問
5行今日さへや引く人もなき水隠れに
生ふる菖蒲の根のみ泣かれむ
7行あらはれていとど浅くも見ゆるかな
菖蒲もわかず泣かれける根の

第二段 六条院馬場殿の騎射
3行

第三段 源氏、花散里のもとに泊まる
10行その駒もすさめぬ草と名に立てる
汀の菖蒲今日や引きつる
12行鳰鳥に影をならぶる若駒は
いつか菖蒲に引き別るべき

第三章 光る源氏の物語 光る源氏の物語論

目次 和歌

第一段 玉鬘ら六条院の女性たち、物語に熱中

第二段 源氏、玉鬘に物語について論じる
12行思ひあまり昔の跡を訪ぬれど
親に背ける子ぞたぐひなき
15行古き跡を訪ぬれどげになかりけり
この世にかかる親の心は

第三段 源氏、紫の上に物語について述べる

第四段 源氏、子息夕霧を思う

第五段 内大臣、娘たちを思う
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