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第四十帖 御法


光る源氏の准太上天皇時代五十一歳三月から八月までの物語

この帖の主な登場人物
登場人物読み呼称備考
光る源氏 ひかるげんじ 六条の院
五十一歳
紫の上 むらさきのうえ 女君

源氏の正妻
今上帝 きんじょうてい 内裏
内裏の上
朱雀院の御子
匂宮 におうのみや 三の宮
今上帝の第三親王
明石の中宮 あかしのちゅうぐう 后の宮
中宮
今上帝の后
明石の御方 あかしのおおんかた 明石の御方
明石
源氏の妻
秋好中宮 あきこのむちゅうぐう 冷泉院の后の宮 冷泉院の后
致仕大臣 ちぢのおとど 大臣 源氏の従兄弟
夕霧 ゆうぎり 大将の君
大将
源氏の長男
花散里 はなちるさと 花散里の御方 源氏の妻

第一章 紫の上の物語 死期間近き春から夏の物語

目次 和歌

第一段 紫の上、出家を願うが許されず

第二段 二条院の法華経供養

第三段 紫の上、明石御方と和歌を贈答
2行惜しからぬこの身ながらもかぎりとて
薪尽きなむことの悲しさ
4行薪こる思ひは今日を初めにて
この世に願ふ法ぞはるけき
0行

第四段 紫の上、花散里と和歌を贈答
4行絶えぬべき御法ながらぞ頼まるる
世々にと結ぶ中の契りを
6行結びおく契りは絶えじおほかたの
残りすくなき御法なりとも

第五段 紫の上、明石中宮と対面

第六段 紫の上、匂宮に別れの言葉

第二章 紫の上の物語 紫の上の死と葬儀

目次 和歌

第一段 紫の上の部屋に明石中宮の御座所を設ける

第二段 明石中宮に看取られ紫の上、死去す
4行おくと見るほどぞはかなきともすれば
風に乱るる萩のうは露
6行ややもせば消えをあらそふ露の世に
後れ先だつほど経ずもがな
8行秋風にしばしとまらぬ露の世を
誰れか草葉のうへとのみ見む

第三段 源氏、紫の上の落飾のことを諮る

第四段 夕霧、紫の上の死に顔を見る
5行

第五段 紫の上の葬儀

第三章 光る源氏の物語 源氏の悲嘆と弔問客たち

目次 和歌

第一段 源氏の悲嘆と弔問客
5行いにしへの秋の夕べの恋しきに
今はと見えし明けぐれの夢

第二段 帝、致仕大臣の弔問
6行いにしへの秋さへ今の心地して
濡れにし袖に露ぞおきそふ
8行露けさは昔今ともおもほえず
おほかた秋の夜こそつらけれ

第三段 秋好中宮の弔問
2行枯れ果つる野辺を憂しとや亡き人の
秋に心をとどめざりけむ
5行昇りにし雲居ながらもかへり見よ
われ飽きはてぬ常ならぬ世に
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