第一章 紫の上の物語 死期間近き春から夏の物語
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 紫の上、出家を願うが許されず
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第二段 二条院の法華経供養
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第三段 紫の上、明石御方と和歌を贈答
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2行 | 惜しからぬこの身ながらもかぎりとて 薪尽きなむことの悲しさ |
4行 | 薪こる思ひは今日を初めにて この世に願ふ法ぞはるけき |
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第四段 紫の上、花散里と和歌を贈答
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4行 | 絶えぬべき御法ながらぞ頼まるる 世々にと結ぶ中の契りを |
6行 | 結びおく契りは絶えじおほかたの 残りすくなき御法なりとも |
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第五段 紫の上、明石中宮と対面
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第六段 紫の上、匂宮に別れの言葉
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第二章 紫の上の物語 紫の上の死と葬儀
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 紫の上の部屋に明石中宮の御座所を設ける
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第二段 明石中宮に看取られ紫の上、死去す
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4行 | おくと見るほどぞはかなきともすれば 風に乱るる萩のうは露 |
6行 | ややもせば消えをあらそふ露の世に 後れ先だつほど経ずもがな |
8行 | 秋風にしばしとまらぬ露の世を 誰れか草葉のうへとのみ見む |
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第三段 源氏、紫の上の落飾のことを諮る
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第四段 夕霧、紫の上の死に顔を見る
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第五段 紫の上の葬儀
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第三章 光る源氏の物語 源氏の悲嘆と弔問客たち
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 源氏の悲嘆と弔問客
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5行 | いにしへの秋の夕べの恋しきに 今はと見えし明けぐれの夢 |
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第二段 帝、致仕大臣の弔問
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6行 | いにしへの秋さへ今の心地して 濡れにし袖に露ぞおきそふ |
8行 | 露けさは昔今ともおもほえず おほかた秋の夜こそつらけれ |
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第三段 秋好中宮の弔問
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2行 | 枯れ果つる野辺を憂しとや亡き人の 秋に心をとどめざりけむ |
5行 | 昇りにし雲居ながらもかへり見よ われ飽きはてぬ常ならぬ世に |
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