第一章 朝顔姫君の物語 昔の恋の再燃
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 九月、故桃園式部卿宮邸を訪問
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第二段 朝顔姫君と対話
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10行 | 人知れず神の許しを待ちし間に ここらつれなき世を過ぐすかな |
13行 | なべて世のあはればかりを問ふからに 誓ひしことと神やいさめむ |
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第三段 帰邸後に和歌を贈答しあう
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3行 | 見し折のつゆ忘られぬ朝顔の 花の盛りは過ぎやしぬらむ |
6行 | 秋果てて霧の籬にむすぼほれ あるかなきかに移る朝顔 |
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第四段 源氏、執拗に朝顔姫君を恋う
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第二章 朝顔姫君の物語 老いてなお旧りせぬ好色心
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 朝顔姫君訪問の道中
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第二段 宮邸に到着して門を入る
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6行 | いつのまに蓬がもととむすぼほれ 雪降る里と荒れし垣根ぞ |
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第三段 宮邸で源典侍と出会う
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12行 | 年経れどこの契りこそ忘られね 親の親とか言ひし一言 |
14行 | 身を変へて後も待ち見よこの世にて 親を忘るるためしありやと |
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第四段 朝顔姫君と和歌を詠み交わす
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8行 | つれなさを昔に懲りぬ心こそ 人のつらきに添へてつらけれ |
14行 | あらためて何かは見えむ人のうへに かかりと聞きし心変はりを |
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第五段 朝顔姫君、源氏の求愛を拒む
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第三章 紫の君の物語 冬の雪の夜の孤影
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 紫の君、嫉妬す
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第二段 夜の庭の雪まろばし
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第三段 源氏、往古の女性を語る
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第四段 藤壺、源氏の夢枕に立つ
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2行 | 氷閉ぢ石間の水は行きなやみ 空澄む月の影ぞ流るる |
4行 | かきつめて昔恋しき雪もよに あはれを添ふる鴛鴦の浮寝か |
11行 | とけて寝ぬ寝覚さびしき冬の夜に むすぼほれつる夢の短さ |
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第五段 源氏、藤壺を供養す
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8行 | 亡き人を慕ふ心にまかせても 影見ぬ三つの瀬にや惑はむ |
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