オリジナルへのリンク
本文 注釈 現代語訳 ローマ字版
修正版 修正版 修正版 修正版
比較 比較 比較 比較

第二十帖 朝顔


光る源氏の内大臣時代三十二歳の晩秋九月から冬までの物語

この帖の主な登場人物
登場人物読み呼称備考
光る源氏 ひかるげんじ 大臣 三十二歳
冷泉帝 れいぜいてい 内裏の上
内裏
主上
桐壺帝の第十皇子(実は光る源氏の子)
紫の上 むらさきのうえ 対の上
二条院
女君
源氏の正妻
朝顔の姫君 あさがおのひめぎみ 斎院
前斎院
式部卿宮の姫君
女五の宮 おんなごのみや 桃園の宮
女五の宮
桐壺院の妹宮
源典侍 げんないしのすけ 源典侍
祖母殿

第一章 朝顔姫君の物語 昔の恋の再燃

目次 和歌

第一段 九月、故桃園式部卿宮邸を訪問

第二段 朝顔姫君と対話
10行人知れず神の許しを待ちし間に
ここらつれなき世を過ぐすかな
13行なべて世のあはればかりを問ふからに
誓ひしことと神やいさめむ

第三段 帰邸後に和歌を贈答しあう
3行見し折のつゆ忘られぬ朝顔の
花の盛りは過ぎやしぬらむ
6行秋果てて霧の籬にむすぼほれ
あるかなきかに移る朝顔
1行

第四段 源氏、執拗に朝顔姫君を恋う

第二章 朝顔姫君の物語 老いてなお旧りせぬ好色心

目次 和歌

第一段 朝顔姫君訪問の道中

第二段 宮邸に到着して門を入る
6行いつのまに蓬がもととむすぼほれ
雪降る里と荒れし垣根ぞ
1行

第三段 宮邸で源典侍と出会う
12行年経れどこの契りこそ忘られね
親の親とか言ひし一言
14行身を変へて後も待ち見よこの世にて
親を忘るるためしありやと

第四段 朝顔姫君と和歌を詠み交わす
8行つれなさを昔に懲りぬ心こそ
人のつらきに添へてつらけれ
14行あらためて何かは見えむ人のうへに
かかりと聞きし心変はりを

第五段 朝顔姫君、源氏の求愛を拒む

第三章 紫の君の物語 冬の雪の夜の孤影

目次 和歌

第一段 紫の君、嫉妬す

第二段 夜の庭の雪まろばし
3行

第三段 源氏、往古の女性を語る

第四段 藤壺、源氏の夢枕に立つ
2行氷閉ぢ石間の水は行きなやみ
空澄む月の影ぞ流るる
4行かきつめて昔恋しき雪もよに
あはれを添ふる鴛鴦の浮寝か
11行とけて寝ぬ寝覚さびしき冬の夜に
むすぼほれつる夢の短さ

第五段 源氏、藤壺を供養す
8行亡き人を慕ふ心にまかせても
影見ぬ三つの瀬にや惑はむ
このページは再編集プログラムによって2024/9/21に出力されました。
源氏物語の世界 再編集プログラム Ver 4.00: Copyright (c) 2003,2024 宮脇文経