第一章 玉鬘の物語 玉鬘、鬚黒大将と結婚
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 鬚黒、玉鬘を得る
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第二段 内大臣、源氏に感謝
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第三段 玉鬘、宮仕えと結婚の新生活
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第四段 源氏、玉鬘と和歌を詠み交す
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7行 | おりたちて汲みは見ねども渡り川 人の瀬とはた契らざりしを |
11行 | みつせ川渡らぬさきにいかでなほ 涙の澪の泡と消えなむ |
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第二章 鬚黒大将家の物語 北の方、乱心騒動
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 鬚黒の北の方の嘆き
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第二段 鬚黒、北の方を慰める(一)
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第三段 鬚黒、北の方を慰める(二)
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第四段 鬚黒、玉鬘のもとへ出かけようとする
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第五段 北の方、鬚黒に香炉の灰を浴びせ掛ける
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第六段 鬚黒、玉鬘に手紙だけを贈る
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4行 | 心さへ空に乱れし雪もよに ひとり冴えつる片敷の袖 |
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第七段 翌日、鬚黒、玉鬘を訪う
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4行 | ひとりゐて焦がるる胸の苦しきに 思ひあまれる炎とぞ見し |
7行 | 憂きことを思ひ騒げばさまざまに くゆる煙ぞいとど立ちそふ |
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第三章 鬚黒大将家の物語 北の方、子供たちを連れて実家に帰る
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 式部卿宮、北の方を迎えに来る
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第二段 母君、子供たちを諭す
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第三段 姫君、柱の隙間に和歌を残す
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9行 | 今はとて宿かれぬとも馴れ来つる 真木の柱はわれを忘るな |
11行 | 馴れきとは思ひ出づとも何により 立ちとまるべき真木の柱ぞ |
14行 | 浅けれど石間の水は澄み果てて 宿もる君やかけ離るべき |
17行 | ともかくも岩間の水の結ぼほれ かけとむべくも思ほえぬ世を |
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第四段 式部卿宮家の悲憤慷慨
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第五段 鬚黒、式部卿宮家を訪問
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第六段 鬚黒、男子二人を連れ帰る
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第四章 玉鬘の物語 宮中出仕から鬚黒邸へ
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 玉鬘、新年になって参内
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第二段 男踏歌、貴顕の邸を回る
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第三段 玉鬘の宮中生活
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9行 | 深山木に羽うち交はしゐる鳥の またなくねたき春にもあるかな |
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第四段 帝、玉鬘のもとを訪う
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4行 | などてかく灰あひがたき紫を 心に深く思ひそめけむ |
7行 | いかならむ色とも知らぬ紫を 心してこそ人は染めけれ |
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第五段 玉鬘、帝と和歌を詠み交す
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9行 | 九重に霞隔てば梅の花 ただ香ばかりも匂ひ来じとや |
13行 | 香ばかりは風にもつてよ花の枝に 立ち並ぶべき匂ひなくとも |
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第六段 玉鬘、鬚黒邸に退出
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第七段 二月、源氏、玉鬘へ手紙を贈る
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7行 | かきたれてのどけきころの春雨に ふるさと人をいかに偲ぶや |
13行 | 眺めする軒の雫に袖ぬれて うたかた人を偲ばざらめや |
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第八段 源氏、玉鬘の返書を読む
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第九段 三月、源氏、玉鬘を思う
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5行 | 思はずに井手の中道隔つとも 言はでぞ恋ふる山吹の花 |
11行 | 同じ巣にかへりしかひの見えぬかな いかなる人か手ににぎるらむ |
20行 | 巣隠れて数にもあらぬかりの子を いづ方にかは取り隠すべき |
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第五章 鬚黒大将家と内大臣家の物語 玉鬘と近江の君
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 北の方、病状進む
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第二段 十一月に玉鬘、男子を出産
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第三段 近江の君、活発に振る舞う
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13行 | 沖つ舟よるべ波路に漂はば 棹さし寄らむ泊り教へよ |
18行 | よるべなみ風の騒がす舟人も 思はぬ方に磯伝ひせず |
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