第一章 藤壺の物語 源氏、藤壺の御前で青海波を舞う
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和歌 |
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第一段 御前の試楽
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第二段 試楽の翌日、源氏藤壺と和歌を贈答
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3行 | もの思ふに立ち舞ふべくもあらぬ身の 袖うち振りし心知りきや |
6行 | 唐人の袖振ることは遠けれど 立ち居につけてあはれとは見き |
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第三段 十月十余日、朱雀院へ行幸
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第四段 葵の上、源氏の態度を不快に思う
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第二章 紫の物語 源氏、紫の君に心慰める
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 紫の君、源氏を慕う
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第二段 藤壺の三条宮邸に見舞う
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第三段 故祖母君の服喪明ける
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第四段 新年を迎える
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第三章 藤壺の物語(二) 二月に男皇子を出産
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 左大臣邸に赴く
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第二段 二月十余日、藤壺に皇子誕生
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18行 | いかさまに昔結べる契りにて この世にかかるなかの隔てぞ |
22行 | 見ても思ふ見ぬはたいかに嘆くらむ こや世の人のまどふてふ闇 |
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第三段 藤壺、皇子を伴って四月に宮中に戻る
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7行 | よそへつつ見るに心はなぐさまで 露けさまさる撫子の花 |
12行 | 袖濡るる露のゆかりと思ふにも なほ疎まれぬ大和撫子 |
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第四段 源氏、紫の君に心を慰める
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第四章 源典侍の物語 老女との好色事件
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 源典侍の風評
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第二段 源氏、源典侍と和歌を詠み交わす
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5行 | 君し来ば手なれの駒に刈り飼はむ 盛り過ぎたる下葉なりとも |
7行 | 笹分けば人やとがめむいつとなく 駒なつくめる森の木隠れ |
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第三段 温明殿付近で密会中、頭中将に発見され脅される
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6行 | 立ち濡るる人しもあらじ東屋に うたてもかかる雨そそきかな |
8行 | 人妻はあなわづらはし東屋の 真屋のあまりも馴れじとぞ思ふ |
21行 | つつむめる名や漏り出でむ引きかはし かくほころぶる中の衣に |
24行 | 隠れなきものと知る知る夏衣 着たるを薄き心とぞ見る |
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第四段 翌日、源氏と頭中将と宮中で応酬しあう
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2行 | 恨みてもいふかひぞなきたちかさね 引きてかへりし波のなごりに |
5行 | 荒らだちし波に心は騒がねど 寄せけむ磯をいかが恨みぬ |
9行 | なか絶えばかことや負ふと危ふさに はなだの帯を取りてだに見ず |
11行 | 君にかく引き取られぬる帯なれば かくて絶えぬるなかとかこたむ |
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第五章 藤壺の物語(三) 秋、藤壺は中宮、源氏は宰相となる
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目次 |
和歌 |
絵 |
第一段 七月に藤壺女御、中宮に立つ
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6行 | 尽きもせぬ心の闇に暮るるかな 雲居に人を見るにつけても |
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